「生物と無生物のあいだ」

ちょうど二週の間、一日も欠かさずちびちびと読んでいた本があまりにも面白かったから、手短にレビューを書き残しておこうと思う。

 

生物と無生物のあいだ」著者は福岡伸一さん。

 

この本に出てくる科学者たちは生命に関するさまざまな事象を神秘という言葉で片付けない。

(言葉は時に思考停止スイッチのような役割を果たすのだろうか。)

 

仮説を立て、事実と証明するために繰り返された試行錯誤とただならぬ情熱、情熱を絶やさせなかった環境・舞台都市が丁寧にかかれている。一人一人の研究スタイルに一人一人の性格も反映されているようだった。


生命とは何か?
なぜ原子の小ささに対して生物はこんなにも大きいのか?
"小さな貝殻に、小石とは決定的に違う一体何を私たちは見ているというのだろうか?"


生物に興味を持ち勉強してきた(している)身にとって新しい知識はほぼなかった。けれど新たな切り口で表現され、頭の中の情報の断片が体系的に結ばれることで得られる快感が確かにある。

知的好奇心を増幅させられた素晴らしい一冊でした

 

追記: 本を読むことが今年の目標とひそかに決めていて、これが二冊目!三冊目はもう買ってあります。