三浦しをん 愛なき世界

 

「愛という概念なき植物のことを愛している」本村と、

狂おしいほどの情熱に取り憑かれている。本村がどれだけ長生きしても、植物の謎がすべて明らかにしてなることは決してないとわかっているのに、ほのかに光る細胞を見つめつづけてしまう。

たとえ失敗に終わったからといって、全力で愛した記憶も気持ちも消えることはないはずだ。自分に備わった情熱と愛のすべてをかけて、植物の研究に恋をしているから、それがいまにも終わりそうなことが、こんなにも苦しくてつらくてならないんだ。

 

「植物へ注がれる愛が自分に向けられることはないと分かっていながら、植物のことも本村のことも理解したいと強く思い、また理解が深まるにつれて愛おしいと感じる気持ちも増す」藤丸…😭

しつこくして本村を困らせるつもりはないし、叶わなかった恋心を早く埋葬してしまいたい気持ちは藤丸にだってあるので、本来ならば松田研究室への宅配は、適当な理由をつけて断るべきなのかもしれない。でも、「知りたい」という思いがやみがたく胸のうちにある。

理解は愛と比例しない。相手を知れば知るほど、愛が冷めるということだってあるだろう。藤丸の本村への思いは、それとは逆だった。理解が深まるにつれ、愛おしいと感じる気持ちも増していった。

「その情熱を、知りたい気持ちを、『愛』って言うんじゃないんすか?植物のことを知りたいと願う本村さんも、この教室にいるひとたちから知りたいと願われてる植物も、みんなおんなじだ。同じように、愛ある世界を生きてる。俺はそう思ったっすけど、ちがうっすか?」

 

双方、なんて純粋で瑞々しい愛なんだ。。

二人の関係は恋愛に発展することはないけれど、それが愛の総てではないって、読んだ人には伝わるはず。

 

目の前で恋人いらない宣言された上にそんな風に思ったことはなかったと振られた直後の私にピッタリすぎる、愛とは何かを再度深く考えさせられるお話でした。

あと、植物の研究に没頭する様子も丁寧に紡がれてて、院に進学したい気持ちが膨らんだ…

綺麗な装丁に惹かれたプラス三浦しをんの文章が好きだから手に取ったわけで、こんなに自分を重ねられる小説とは思わなんだ!

 

大学三年の夏休みを特別な一冊で締めくくれた。
素敵な秋に、冬に、なる気がする🍂⛄️

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2018年が半分終わりました

ブログに書き残した通り、‪去年は脱皮の一年だった。

すごく有意義な一年だった。

今年はそれよりさらに高まりたいという気持ちがありながら、進みたい方向が見つかってなかった。‬


私は‪焦ってた、見つけられなくて。

私には人に誇れるような特技も才能もない。

何か突出したものがあればそれを磨けば良いんだろうけど、いくら考えても私にはなくて

(憧れのミュージシャンとかスポーツ選手を見て才能って何だろう?って考えてみたりするけど分からない、少なくとも一言で表せるものではない)

 

だからこそ、とにかく何気ない日常の積み上げを大切に、ハイクオリティにしようと思った

誰よりもそれを丁寧にこなそうとした

例えば入部するとかサークル辞めるとかバイト変えるとか、そういう大きな環境の変化に頼るのではなく。代わり映えない普段の地味〜なひとつひとつのクオリティを底上げするいうか。

 

 

私には「私の価値観や性格からズレた行動を決して取りたくない」という価値観がすべての根底にある

きっと、少しずつ少しずつ自分を偽ることを重ねて知らない間に偽物が暴れてた18年間の反動もあるんだろうね、今が幸せでたまらないからこそその18年間(気づくまで時間かかりすぎだけど)も無駄じゃなかったと信じたい

大半の人間は、あるシーンで自分を少し偽ったとしてもその場限りで、別のシーンではリセットすることを自然に出来るのかもしれないって最近仮説をたてました🤔(実際どうなんかな?)

私の場合、自分に意識がいきすぎて、状況の記憶がバカになる代わりに偽物を蓄積してたのかなって。

話が逸れた気がするからこれから自分の価値観をいくつか晒してみる。

 

・誰かに好かれたい、よりもまずは自分が自分を好きでいたい

・他人からの評価より自分の意志に忠実でいたい

・スピードより正確さ重視、焦りたくない。まず綺麗な形を知ってからスピードを徐々に上げていければ良い

・(主に人やけど何にせよ、)嫌いなものは嫌いなままでもよい、しかしそれが原因で他人に害を与えるのを回避することにはきちんと責任を持ちたい。嫌いという負の感情にエネルギーを消耗したくないので、あまり気にならない距離まで自分から離れることで自分の身を守りたい。

・自分を大切にするのだから、自分を大切にしている他人のことも同じように大切にしたい

・他人のことを決して責めたくない。その人にはその人の価値観があり、大事にされるべきで、私の価値観と全くかけ離れていたとしても 無闇矢鱈に非難されていいものではない。

などなど

他にも細かく挙げていったらキリがないけれど

こういうのの他にも好きって思うこととかそれに従うという自分にとって価値を感じる行動指針を絶対に無視したくないのです。

 

そうして好きな自分をキープするために常に自分の心すべてでアンテナをはって毎日をこなすということが こんなに充実感と自分の心を震わせるものに敏感でいれる力を高めてくれると知った。

 

そして同時に圧倒的に足りないものを知った、

キャパシティである。容量である。

中途半端は嫌いで、タスクひとつひとつに丁寧に向き合いたいのに、どうしてもキャパオーバーしてしまう場面がある、例えばスケジュールを詰めすぎたりとか。

 

 

そんな日常を生きていて、最先端の情報が飛び交う専門的な勉強ができるという点で今自分がいかに素晴らしい環境にいるかということをやっと自覚しはじめた。あれこれ思考を巡らせ研究している先生はじめ先輩たちが、この環境を最大限に活かして、誰しもが持ってる訳ではない上に知的好奇心に対して素直でいることに憧れるし、ちょいと調べれば出てくる知識をがむしゃらに覚えることよりも、「使える」ということが力であると痛感している。

 

 

 

(この文章は2018年7月に書き残したものです。下書きにあってアップできてなかったので9月の今。)

YOU’VE GOT THE WORLD

Suchmosの初のホールツアー、

オリックス劇場2日目に行ってきました。

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~SET LIST~

---18:00---

新曲 🆕
PINKVIBES
JET COAST
WIPER
STAY TUNE
808
Pacific
Fallin'
MINT
TOBACCO
YOU’VE GOT THE WORLD 🆕
YMM
Burn
SNOOZE
GAGA
---19:41---

~encore~

one day in Avenue 🆕
Life Easy
---20:00---

 

もう3日も経つのに頭の中を整理しきれてないくらい思うことがゴチャゴチャあって…

 

何から書こうか迷うけど、まずは私、たいきくんのギターが好きじゃなくなった。というか今の私のテンションと合わない。

 

前半で言うと、WIPERや808はいいなと思ったけど

PINKVIBESもJET COASTもSTAY TUNEもPacificも、ギターの音色が全然好きじゃない。って思ってしまってその思いが頭の中を支配してしまって。。

何が悪いとかでもなくただただ悲しくて途中涙が止まらなかったし、MINTでみんなが歌うとこも泣きじゃくって全然歌えなかった。

ライブはステージだけじゃなくオーディエンスも一緒に作るものだと思っているので周りの人にも申し訳なかった

 

ギターに詳しくないのでうまくは説明できないけど、今の音は以前よりギュイーン、ビーンって感じで、歪んでるって言うのかな。

私がたいきくんのギターを好きだって思ってた頃から、どんどん機材を新しく買ったりアップグレードすることで出せる音が増えてるんだろうな、、だから喜ばしいことではあるよね。複雑。

たいきくんの、音の輪郭を丁寧に確かめるような弾き方も真っ直ぐな言葉も愛嬌のある顔もちょっとぽっちゃりなとこも(笑)全部大好きだったけど音が好きじゃなくなったら心は離れてくしかないみたいです。

 

あと、TOBACCOのイントロの泰平さんのキーボードもアレンジ自体は素晴らしかったけどタッチがきつくてなんか違うって思っちゃったし

OKのドラムも前はずっと繊細でしみじみ良いなって思ってたのに3カ月前のレディクレで荒く感じてこれは好きじゃないって思って、今回のライブ観ても同じ感想を持ったし

バンドの規模がどんどん大きくなっててハコからホールでワンマンライブするってなって、確実にあの繊細さは薄まってると思うよ。それよりも大胆さとかそういうパッションをSuchmosは選んで進んでくんだなあって、まあそれだけのことなんだけどね😅

 

新曲も3曲ともカッコいいのはカッコいいんだけど特に好きな感じではないのよね。。

他の曲は総じてテンポ走ってるように聞こえたし。

 

今のSuchmosの出す音が私の好きな音とはどんどんかけ離れていってる感覚がある。

ただ、彼らは彼らが出したい音・やりたい音楽を追い求めて進化していってるんだろうから、そこはずっと信じてるから、これからも止まらず進んでいってほしいと心からおもう

(誰も願わくともそうするだろうが、)

 

どういう話の流れか忘れちゃったけどYONCEがMCで「その隙間に他の音楽を入れてください!」って言っててまさにその一言に尽きるなと。Suchmosはサチモファンにはサチモスラバーである以前に音楽ラバーでいてほしいんだろうなって前にも思ったけど改めて。

360°の音楽の円を作ろうとしてるのにも納得するし、今は そのうち90°くらい好きじゃない音楽があったって良いんじゃないか、なんて思ってる。笑

本当は音楽に好き嫌いとかしたくないけど、好きじゃないって感情にも素直でいたいし、音楽に対して無理するスタンスなんか絶対嫌やもんなあ

自分の音楽の好みはどんどん広がってるし、その時々のテンションや感情、音楽間/アーティスト間の繋がりによって左右されるところが必ずあるから、今回で言う所の新曲たちもいつか愛せる時が来るかもしれないって思う。

 

あと覚えておきたいのは、客層が確実に広がってて今まで行ったどのライブよりもバラッバラで、月並みな言葉だけど本当にすごいなと思ったこと

初めてクアトロでSuchmosみたときはオシャレな人ばっかだな〜って印象だったのが、今回は年齢、性別、服装、すべてがばらばら。スーツの人もたくさんいたし。

STAY TUNEでその名が広まってからミーハーの注目の的だった時期は終わって、今は本当にSuchmosの音楽を好きな人が会場に集まってるんじゃないかなって思いたい。

 

ここで、6人のメンバーのうち3人に触れたので残りの3人についても触れておきたい。

まずヨンス、髪型や服装は置いといて、一時期は喉大丈夫かと心配してたんだけどこの公演では歌声はよく伸びてたし高音も無理なく綺麗に出てて即興でも魅了された。やっぱステージにおいてマイク一本でのパフォーマンスだったらこの人以上のフロントマンは滅多にいないんじゃないかと思いました。最強。いつまでも音楽に酔って感じるままに体を動かしていてほしい。それがなくなるのでギターは持たない方が好きです。MCも嘘は言ってないとは思うけど棒読みでちょっと胡散臭いからあんま喋らない方が好きです。

次にベースのすーさん。ギター好きじゃない〜って苦しくなったらあなたに集中していました笑。一番安定していてかっこいい。Suchmosの芯だね。

最後にDJの大原魁生。こやつはいい男や。 昨年のメトロックあたりからYMMでエリカバドゥーをサンプリングしてたけど、それを入れるタイミングを変えてきよった。観客を飽きさせない。それで破茶滅茶にテンション上がって、泣いてたとこからいつものライブのテンションに持ち直したっという笑。

今回は全体通してもかいきのプレイがなんか一番好きだったな。

 

そして各曲について描き残しときたいこと

▪️WIPER

スペシャアワードで披露してたあのイントロの入りのアレンジ、めちゃめちゃかっこよくて生で聴けて嬉しかった!!

▪️Pacific

曲が始まる前の波の音がデカすぎた。

個人的には、もっと、消え入りそうな感じで鳴っててほしいんだよ…!ギターも!

でも前のツアーで「Pacificはこれからもどんどん進化します、」ってヨンス言ってたからさ。地元の海辺より大海原が思い浮かんだけど、これが今のサチモスのテンションなんだなって受け入れながら聞いてました。

▪️Fallin'

この曲は前ギターのアユスタットが作ったということで、ライブで聞けるとは一ミリも思ってなかった。私の中では伝説のような曲だったのでビックリ。

原曲は秘めた熱を少しずつ放出していくような雰囲気だけど、その感じは少し残りつつも終始秘めっぱなしな曲に生まれ変わってた。

個人的には原曲の方が好き。

▪️Burn→SNOOZE!

ここはピークでヤバかったです。ぶち上がって頭真っ白になってまさに絶頂って感じ。どちらも今までにライブでやってたの観たことあるけど、今までで一番。歪んだギターも良かったし今のSuchmosサウンドにすごいぴったりな2曲セレクトだったと思う!!

やっぱSuchmos最高!!ってなりました⚡️

途中悲しくて泣いてたとは思えんくらい笑笑

▪️GAGA

前のツアーでもラストこの曲で、頭の片隅でまたか〜と思いつつ堪能。今度こそ置いてきぼりはやめてくれと思ってたけど、当たり前に置いてきぼりをくらいました。私はラストにサビをもう一回演奏してほしいんだな😡!!…でも、だからこそSuchmosのライブはやめられません笑

(詳しくは前ツアー時の記事参照)

▪️Life Easy

ラストのラスト。これも、やると思ってなかったなあ。Suchmosのfirst choiceが変わっていないことを再確認し、安心させられたところでライブ終了。

誰のためでもなく自分のために生きよう!

 

まとめると、いろいろ思うところはあるにせよ、これから先もずっとずっと音楽が好きな限りSuchmosに注目することには変わらないってことですね。好みはあれどやっぱり演奏力、6人のアンサンブルは素晴らしい。

これからも私の中の殿堂入りアーティストや☺︎︎✨

いろんな音楽聴いて鍛えて待っとくからまた揺さぶってくれ〜。end

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「生物と無生物のあいだ」

ちょうど二週の間、一日も欠かさずちびちびと読んでいた本があまりにも面白かったから、手短にレビューを書き残しておこうと思う。

 

生物と無生物のあいだ」著者は福岡伸一さん。

 

この本に出てくる科学者たちは生命に関するさまざまな事象を神秘という言葉で片付けない。

(言葉は時に思考停止スイッチのような役割を果たすのだろうか。)

 

仮説を立て、事実と証明するために繰り返された試行錯誤とただならぬ情熱、情熱を絶やさせなかった環境・舞台都市が丁寧にかかれている。一人一人の研究スタイルに一人一人の性格も反映されているようだった。


生命とは何か?
なぜ原子の小ささに対して生物はこんなにも大きいのか?
"小さな貝殻に、小石とは決定的に違う一体何を私たちは見ているというのだろうか?"


生物に興味を持ち勉強してきた(している)身にとって新しい知識はほぼなかった。けれど新たな切り口で表現され、頭の中の情報の断片が体系的に結ばれることで得られる快感が確かにある。

知的好奇心を増幅させられた素晴らしい一冊でした!

 

追記: 本を読むことが今年の目標とひそかに決めていて、これが二冊目!三冊目はもう買ってあります。

2017年の終わりに

今感じていること、今だから感じられるのであろうことを書き残したくなって、こうして長々と綴ろうとしている。

(それはYogee New Wavesというバンドと、そのフロントマン 角舘健悟という愛に溢れた人のせいだ!レディクレでステージを観たとき 私の体温より4.5℃くらい高めの温度で 心を抱きしめられたから。そして私の目は大洪水を起こしたのだが、話が逸れるのでこの辺にしておく)

誰に何を伝えたい、というんじゃなくて完全に自己満足というやつ。もうすぐ成人式を迎える訳だし、いつかの自分が読み返した時、19歳の自分はこんなことを考えていたなぁと懐かしがれたら良い。

 

 

2017年が終わる。この年を一言でまとめるなら、普段こねくり回している思考を、ほんの少しずつだけども行動に表せれた一年だったように思う。

 

そもそも私は幼い頃から考え込むのが好きだった。(今もね!) 自分の中の自分と、ああだこうだ、こうではないだの会話して、その中で微かな違和感も見逃さず最終的に一つのしっくりくる、信じるものを見つけるのが好きだ。それら全てを共有出来る友達は今までに一人もいない。というか、共有しようと意気込み言葉にしたところで、その途端にその言葉は本来私が表現したい内側に秘めているものとは全く乖離した別のものになってしまう。単純に言葉にするのが下手くそなのと、言葉が見つからないことがほとんどっていう感じかな。

 

自分の感じるニュアンスを他人に上手く表現出来ない。私はずっとその事実に気づいていたけれど、見て見ぬ振りをしていた。内側と外側とをイコールで結ぶということを、周りの皆んなはいとも簡単に行なっているように見えていたし、そもそもそんなことを気にしていなさそうだったんだ。私がわざわざ話題にしてみたところで得られる反応は「何言ってんの?」くらいのもんで、話は発展しないどころか私が変なやつみたいな扱いをされた。(実際変なんだろうけど笑。)

 

自分の中の違和感は気の済むまでじっくり煮詰めて晴らせば問題ないが、他人との間に生じる違和感は、そうはいかない。いつから他人との間にそんな違和感を覚え始めたのか明確には分からないけれども、少なくとも高校を卒業するまでは、そういう「なんか違うんだよな〜」っていう細かい感覚を‘きちんと’無視できていた。まあつまり、無かったことにできていた。たぶん小中からの友達の存在が大きかったんだろうと思う。幸運にも私はそんな幼馴染と呼べる親友の大半と同じ高校に進んだもんで、上には全ての思考を共有できる友達は一人もいないと書いたけど、それでも人格形成に深く関わる小中時代を共に過ごした友達っていうのは特別で。「隅々までは伝わっているかは知る由もない、しかし少なくとも間違った伝わり方はしていないしイメージしている概形は同じだ」と確信できるくらいには居心地の良い最高の親友たちがずっとそばにいたから、細かい違和感を無視したとしても心の充実と心の余裕をキープ出来ていたんだと思う。もちろん高校で新たに出会ったそんな感覚を持てる最高の友達だって、当時の彼氏だって忘れてない。おかげで最高の高校生活を送れたんだから感謝してる。

 

ところが親友たちと別々の大学に入ってから、最初のうちは慌ただしく過ごしていたせいで気にならなかったものの、私の心の中で難なく無視できていたはずの小さな違和感は、噛んでも噛みきれない繊維質みたいに、口の中でくすぶり、飲み込めなくなってゆく。ひとつひとつは笑って流せていても、それらは溜まる性質を持っていたようで、私の心の余裕をじりじりと蝕むようになり、逃げるように本音を隠すようになる。他人と関わることが億劫になる。そんな自分も嫌になる…大学1年生、2016年の夏の終わり。

 

その頃 Mrs. GREEN APPLEというバンドとその核である大森元貴っていう、太陽とブラックホールを混ぜて音楽を作るよーな、とんでもなくアンテナの鋭い人間に出会い、私は救われた。どんな風に救われたかというと、違和感を無視するのではなく認めるということを学んだ。人と人は違って当たり前だし違和感が生じるのも当たり前だから、それを飲み込めずに悩んだり自分を偽って他人に合わせる必要はなく、自分が感じることをありのまま大切にすることが何より素敵なんだと気付かされた。同時に、他人の感覚も、自分とは違っているとしてもその人その人にとってかけがえのない大切なものだってこともよく理解した。それまで考えてみてもよく分からず放置してた「優しさ」ってやつを再び真剣に考えさせられたりもした。まあ今もいまいち分かってないからトライと調整しつづけているよ。これは生きてる限りずっとなんだろうな。

そういう感じで大森元貴に大いにプラスの影響を受けた。ありがとうを言っても言い足りない。

 

まずサークルに行かなくなった。「サークル内での私」は大人数対応の「取り繕って無理していた私」で、期待に応えるのがしんどかったから。で、サークルに行かなくなってからは息苦しさがすっかりなくなって、この活動内容って自分が本当にやりたいことなのかな?と考えた結果、サークルに所属することもやめた。

そして部活にマネージャーとして入った。中途半端な時期だったし、自分の中では割と大きなチャレンジだったけど、歓迎してくれたみんなには感謝している。そこでは本当にやりたいことができてるなぁと一回一回感じながら活動できている。最初のうちはなるべく素の自分でいるように意識していたけど、今では無意識のうちに素でいれてると感じる。「部活での私」の像を決して押し付けてこない、優しいみんなのおかげ。もらった優しさを分けてたいから、そのためにあれこれと思考を巡らせて実行しているんだけど、伝わってるかな?会話と表情の細かい機微を取りこぼすもんかと、必死な時もあれば、気にせずのんびりマイペースにやってたりもする。自由に、いたいように、いられてる。部活外の遊びのお誘いも受けたり受けなかったり。絶対行かなきゃ!的な焦りも、絶対行きたくない!的な怠さもない。これからもそうだといい。

 

 

自分の中のマイナス感情を無視することもやめた。存在しちゃいけないものだって思ってたけど、存在して当たり前のものだと思えるようになった。嫌いな人とかいてもいいじゃんみたいな。「大切じゃない」を認めるからこそ「大切」が色濃くなるんだって実感しているような毎日です。

真反対の意見だったりどう曲がっても交わらないような考えが蔓延る中で、自分の惹かれるもの信じるものをまっすぐ愛していたいから、惹かれないもの信じられないものに相手するなんてのは時間の無駄だと思える。私はあれこれ手にしたところでボロボロとこぼしてしまうんだ。そんな自分の不器用な性格みたいなもんを人生20年目にしてようやく認めることができた。遅い!笑

それから見える景色がガラリと変わってるんよなー!不思議なくらいに。そして全く同じ景色を見てる人なんて一人もいるはずがないからこそ自分がすごく大切な存在だって思えるのです。

 

こんな風に実際に行動していけたのが2017年で、今まで生きてきた中でナンバーワンに充実した1年だったと、胸を張って言える。

 

そういえば、Mrs. GREEN APPLEに以前のように熱狂できない自分を、最近は冷静に感じ取れている。寂しい反面で、当たり前の話だとも思う。以前は大森元貴の訴えかけるちょうどその状態に私がぴったりハマっていたけど、もう私は次のステージに進んでいるから。Mrs. GREEN APPLEだって次のステージに進んでいる。音楽そのものの好みの問題もある。もちろんこの先も救われる瞬間はあるだろうし、Mrs. GREEN APPLEがこれからどんな風に世間で鳴っていくんだろう?っていうのは見ていたいね。これも一つの愛の形だと信じてるよ。

 

 

ここまで書いて読み返してみたんだけど…自分って面倒くさい人間だ。苦笑

でも私は考えることをやめない!考えることが好きだし、何より 考え抜いた先に最上級の快楽があることを私は知っている。

 

それから、こんな風につらつら書くことを通して、自分が音楽とそのクリエイターたちのことを好きな理由がなんとなく分かった気がする。私が言葉にしきれないような細かい感覚だったり感情だったりを彼らは音でパッケージングできるんだ。あと、私の好きなミュージシャンやバンドマンやクリエイターたちは、作品として完成させたり世の中に発信するためにほんのちょっぴりの妥協も許せないだろう人たちばかり。そういうとこに私は勝手に自分を重ねてるのかもしれない。

 

2018年の目標は…まず一つ目に、語彙力を増やす。外への表現の幅を広げるため。本や辞書に夢中になりたい。

二つ目、食費を節約する。今までは料理をするという行為そのものが目標だったからお金を気にせず伸び伸びとやってたが。金銭面でもっと上手くやりくりしていきたい。美味しいもの作るっていう目標はもちろん継続する。

三つ目、ライブを制限する。素晴らしいライブをたくさん観てきた一方で、そんなにだな〜みたいなライブも少なからず観てきた。そういう感情も大事にしたいし、お金も決して安くないしね。

お金は、悩まずかけたいところってあるじゃん、そこにパリッと爽やかにかけたい。

 

よし!そろそろこの文章を締めたいぞ。書き始めてから3時間くらい経ってる笑

私はこれから先、どんな感情に出会いどんな大切だと思える人に出会いどんな音楽にときめくのか、楽しみでたまりません。もしこの文を読み返した私がそんなワクワクを忘れていたら、思い出せるようになるべく細かく書いたつもり。それでも思い出せなかったら、、Suchmosを聴け。2017年が詰まってるから。

 

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この記事を書くに至らせたヨギーと角舘くんを貼っておく。この人本当に「ハハッ」って声で笑うんだ、素敵だったよ。ありがとう🙏💐

🍏 倉敷学祭

開演 16:32

終演 18:05 ?

 

2017.10.28 Sat

Mrs. GAKUSAI TOUR@倉敷芸術科学大学

 

セットリスト

1. Speaking

2. HeLLo

3. Just a Friend

4. アンゼンパイ

5. 愛情と矛先

6. ナニヲナニヲ

7. 鯨の唄

8. VIP

9. うブ

🌟C&R (REVERSE)🌟

10. WHOO WHOO WHOO

11. WanteD! WanteD!

12. サママ・フェスティバル!

13. In the Morning

14. StaRt

 

encore

1. 我逢人

2. 庶幾の唄

 

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まず何よりも先に書きたいのはWanteD! WanteD! の威力。これを記録したい。

イントロの前に演奏してたアレンジver.セッションのコード進行やライブの流れ的にこれはWanteDやなって私は薄々気づいてた。けどそれが止んで元貴くんが「WanteD! WanteD!」ってタイトルコールしてイントロが始まった瞬間、心底高ぶった歓声が会場全体から沸き起こったんですよね。フゥゥー!って。それでイントロの音も相まって私はゾワゾワゾワっと気味が悪いくらい鳥肌が立った。出そうとして出したものではなく、出そうとした訳じゃないけど"出てしまった"もの

それでね、みんなのノリがそれまでとは全く別人かと思うほど違ってて!みんな自由に解き放たれてたんだー。ビックリするくらい。これがミセスの目指してる踊らせ方だなって、みんな沸いてる中で冷静に思ってた。あと、元貴くんがそんな会場を見て本当に本当に嬉しそうだったんだ。「周りを気にせず自由に踊ってくださいね」って前からずーっと口すっぱく言ってたのを思い出して勝手に涙が出てきてしまった(笑)誰目線やねんって自分でも思うけど(笑)

LINE MUSICとかでランクインし続けてたり色んな友達がこの曲いいねって言ってくれるの、幻じゃなかった…

 

私はミセスはこれからもWanteD! WanteD! くらい、いや、それを超えるくらいの話題曲かつみんながノりやすい曲を作ってかなきゃいけないと思う。作れると思うしね。

WanteD! WanteD!を演奏するメンバー、難しいフレーズもハイトーンも軽々しく歌いあげてみせる大森元貴にグツグツ沸き立つ会場…っていうのがたまらなくカッコよかったから。なんかまだまだイケるなって思った!今回のライブでそういう、もんのすごい可能性を感じたな。

本当に忘れられない。記憶が濃い。

 

あと、「おーかやまー♪」でコール&レスポンスやりました!すごく楽しかったし、ここへ来たからには!ってロケーションを大事にしてくれてるのが嬉しかった😊

元貴くん途中間違えて「おかまや」って言っちゃってわろた。。。そのあと、わざと言ってたし(笑)「おーーーーーーーーーーーーーかやまっ」って4拍×3小節ぶんも伸ばしたのも楽しかった❣️そしてバックミュージックはREVERSEね、久しぶりに聞くやつ!!やっぱとびきりカッコいい。どんどん色んな曲調のを作っちゃうからすごいよね。音源欲しいです。。

 

MCでは体育館ライブということで、中学3年生の時の元貴くん&ひろぱのお話をしてくれました。

「卒業式に体育館でライブがしたくて教頭先生まで交えてお願いしたけど、当時のドラムの子は必死に練習してんのにタンバリンなら出ていいよって言われちゃって。はぁ?って思って結局体育館ではライブできなかったから、今回体育館ライブできるのが嬉しいです。ありがとうございます。」

(聞いたことある話だなと思ってたけど、見かけたツイートによると雑誌で言ったことあったみたいですね!)

 

書きづらいのですが…

今回、パイプ椅子でしかも固定されてなかったので100%音楽に身に委ねて踊ったりジャンプしたりっていうのは、すごくやりづらく…。

特に歌詞が好きな曲(愛矛、ItM、我逢人)に関しては体を動かすってよりはジーンとじっくり聞いたり目に焼き付けることを意識してステージみてた。そしたら歌詞がすーっと入ってくる!ミセスのライブではあんましたことなかったけどこれはこれで良いなぁと思いました。ノリ方は自由って、めちゃくちゃに動くだけじゃなくて静かに聞くのも含めての自由だなって実感しました🌼

 

全体を通して、ミセスの定番を凝縮したようなステージやったな。客席に降りて来たり、HeLLoのうぉううぉううぉ〜♪を練習したり、鯨の唄始まる前のりょうちゃんのキーボードソロ、庶幾の唄で締めるセトリ、、いつも通りというか。

年齢幅は広く、男の人多めっていう今までとは違った客層やったから広い目で見れば大正解のセトリやったと思う。

それに、ツアーというだけあって予想以上に長かったし豪華だなと思ったのは事実‼️

これでチケット2,000円は安すぎる(笑)

その反面で ミセスのライブを定期的にみてる身としてはもう少し新鮮味が欲しかったのが暗い本音です。

 

だからRingo Jam限定ライブ外れたのがなおさら悔しい……二次抽選当たってください😭🙏

 

 

ちょっと話それるけど、私のミセスに対する感情が前とは違ってきています

ちょうど1年前くらいは私自身不安定で変遷期というか。リアルタイムでそのときそのとき根本的なところを助けられてきたけど、今の自分は落ち着いているから、ミセスの音楽は過去を思い出すファクターというか…そういう要素が増えてる。もちろん好きは好きなんやけどね。

1年でこんな変わるかあーってかんじ笑

この調子やったら多分これからミセスからどんどん離れていくんだろうなっとは思ってる。でも、ミセスが私の人生のターニングポイントにおいて本当に本当に大事な存在だったっていうのは変わらない真実だから、そっと心にピン留めして暖めておきます📍

 

それは置いといて、、

これからの活躍に大期待してます!!

WanteD! WanteD! でミセス変わっちゃったーみたいに言う人見かけるけど、急に変わった訳ではなく
セトリのVIP→うブ→WHOO WHOO WHOO っていう鉄板の流れが物語ってるように、進化の先にWanteD! WanteD! ができた訳で。
これからもバンドの枠を取っ払ってってほしいなあ、パイオニアになれるよ

 

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こちらこそ、岡山来てくれてありがとう。💐また来てね〜

tour fcls 広島

2017.10.13 Fri.

TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE

2本目!

開演 19:05

閉演 21:04

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1.  S.G.S.

直前までBlow Your Mindが流れてて、急にこれきたらテンションぶち上がるやつねー

途中がっつり途切れたけど、何事もなかったかのようにすすんだ。

 

2. A.G.I.T.

YMMから始まると思ってたので予想外れましたが。ツアーの地方公演、「開幕」にふさわしいナンバーやなと改めて!

ヨンスはずっと真ん中のマイクスタンドで歌ってたかな。「青い鳥のさえずりの聞こえないとこ」がやっぱ行動にもあらわれてますから。印象的でした。

はーそれにしても、感激で涙ぐんでたから、この曲正直あまり覚えてない笑笑

 

3. YMM

いつも通り、カモンDJケーシー!からのターンテーブルでスタート。ジミヘンドリックス言ってた。あはっはっはーで白目。ベースはめちゃくちゃ遊んでた!エリカバドゥーのサンプリングやっぱりイカしてる。その時のケーシーのどや感。

そうそう、たいきくん、サングラスしてるからほんまはどこみてるかわからんけど、真っ直ぐはちょうどわたしと常に目が合ってた笑笑

 

4. PINKVIBES

この曲の紹介で、広島きたぞー!地元のバイブス感じてください!的なこと言ってた。キーボード→ドラムのイントロが気持ちいい。特にヨンスが歌詞を大事に歌ってる感じがしました。I feel so good pink vibes I feel like be thereのところは人差し指を立ててずっと動かしてた。☝️☝️☝️

 

5. Burn

なんか…メンバーってきっとこの曲が特に好きよねー!笑

Still Burning!って野音のときと同じ煽り方してました。途中静けてヨンスだけが「Oh.」って喉で言うとき痺れた!この男、サマになるというか。

 

6. WIPER

最初、穏やかに演奏。ヨンスがLive&Direct!って言ってshotの仕草をするまでこの曲って気づけませんでした…

この曲の入りとしては、ヨンスが叫んだ後にたいきのギターが始まるパターンか YMMが終わってそのままたいきのギターで始まるパターンを知ってたけど、また新しいつなぎ方で。凄い。

たいきのギター、前に出てきた!!

オーケーのドラムをIt's OK〜〜〜で煽るのすっごく好き。フー!!言いまくった。

あと兄→弟の合わせ技が好き。

スーさんのコーラスも好き。

 

7. STAY TUNE 

WIPER終わってすぐさまウィーンとなり始めて、意外と序盤にこの曲持ってくるんだなと驚き。「This is STAY TUNE!」フロアの温度が上がるのが分かりました。(でもキンプレの時みたいにあからさまなSTAY TUNE待ってました感はなかったし全然いいです)

フライデーナイトやったけど、東京→広島の替え歌は聞けなかった笑

ヨンスの行動まとめ

・足音立てない、、のところで足ぶみ

・Mで待ってるやつ〜は指でMマーク。

・ブランド着てるやつ〜で自分のATP触る。笑

最後ロック調になるところでオーディエンスとステージとで一体感ありました!

 

8. 新曲

めちゃ乗れる曲。とにかくたいきのギターがかっこいい!!今までにない感じのを弾いてた、表拍に引っかける感じ?うまく説明できひんけど癖になります。本人もなかなか渋い顔をして弾いてた笑

はよもっかい聞きたい!

 

9. Pacific

まず波の音がして。誰もが「あー次Pacificだな」って分かってる状況で。ヨンスが「どんどんPacificは生まれ変わり続けます。地元の歌 聞いてください」って始めたのがとてもカッコよかったー。つぎつぎと新曲を出しても、この地元の歌を大事に、愛を込めて更新し続けることを宣言したのがグッときました。

ゆらゆら揺れるの気持ちよかった。涙涙のキンプレライブを思い出した。幸福感ってこのことやなって。

 

10. MINT

MINTはライブバージョンの方が好きやからすごくすごく楽しみにしてて。来てしまったかー!って感じで笑

ドラム好きやわー。ギター好きやわー。DJ好きやわー。ベース好きやわー。キーボード好きやわー。ボーカル好きやわー。っていう。本当に全部。笑笑

全然ぎゅうぎゅうに詰め込まれた感じないのにね、音の密度に余裕がある曲なのに各パート主張がしっかりあるのがすごいよこの曲。

本来ならドラムソロのとこでヨンスの「恥ずかしがんないで〜歌声を聞かせて〜広島〜baby」いただきました🙏フー!!大合唱たのしかった。この曲の持つオーラは幸せです。MINTはあっという間に終わってしまったな…。一瞬だった。

 

そしていつの間にかたいきくんのサングラスがない。。。。どちゃくそにかっこいいやないかっていう。シンプルに好きです。

 

11. 新曲

FIRST CHOICE LAST STANCEのCDにスペシャルトラックとして収録されてたもののフルバージョンです!

収録されている部分はサビ後半で、ちょうどピンクバイヴスのI feel so good…の位置ですね。コーラスが素敵。これまた踊れた〜。

 

ここでMCだったかなー?

広島好きってめちゃ言うてた。それなのに宮島行ったことないなんて俺悪い男だよね?って笑

次広島にきたら必ず宮島へ行くよ!と。

 

そしてこれからクライマックス宣言。「え〜!!??」の声に、それが聞きたくて来たんだよ!と答えるヨンス(笑)

 

12. BODY

スーさんのスーパーベースから。BODYは毎回やってる気がします。キーボードもギターも好きなんだなあ。ユラユラ〜✨✨そう、これこそがSuchmoVIBES笑

 

13. TOBACCO

イントロで「好きだよ〜好きだよ〜俺たちニコチン大好き〜」とヨンス。オーケーが指揮とってるんやろな、あまりにも長いこと言うからオーケーめちゃ笑ってたよ笑

 

この曲が私の中でこのライブのベストやったかな!6人のバランスが良かった風に感じた。気持ちいい、と脱力のピントが一番合ってた。ただ揺れるだけで快感の世界😌

 

 14. FACE

Show Me Your Face!!!!と、ヨンスがお客さんを舐め回すようにみてました。

そして泰平さんが暴走した曲ですww

前に出てめちゃくちゃに煽って来たのでモッシュが起こったし照明と音の圧力にめまい起こしそうでした🙄

正直ずっとこのテンションやったらしんどいけど。ライブの流れを考えてもかなり締まるしこれはこれで気持ちよし!

ヨンスのおっぱいダンスも良かった笑

 

15. SNOOZE

これも酔っ払いかのよーに激しかったなー。特にサビで入れてくるDJが好きです。今日もイントロからずっと悪かった。こういう悪い曲があるからこそOVERSTANDみたいなピースな曲が映えるのよ。裏も表も見せてくるやつは信頼できる。サチモの好きなところ笑

 

16. DUMBO

ああー!この曲のスーさんの始め、煽り、駆け上り、全部好き!ほんと!MINT CONDITIONの時に度肝抜かれたやつ。たいきくん目の前に出てくるしクッソ興奮した。。。もうこれはライブじゃないと味わえないやつね。絶頂ですよね。何十年も経って私がおばさんおばあちゃんになってもライブでこの曲を感じて狂いたいです。

 

17. GAGA

GAGAはねー。もーねー。野音がヤバかったから思い出して切なくなったり。

とくに間奏がマジで気持ち良いのかたまり。ライブバージョンの音源ほしいんですけど!ねえ!サビ前の2音も気持ちいい!お客さんもフー!とかめちゃ叫んでてお客さん同士の距離も近いしやっぱハコいいなーって思った。

「どんなノリだ?広島〜!!」😭💕

 

このDUMBO→GAGAの流れは絶対にあるやろうなーと思ってた!けどまさか本編ラストがこれとは!GAGA終わってメンバーはけていくときポカーンとしたよ、こっちは沸騰しきってるというのに放置して帰られたら麺のびるよ!?みたいな!(笑)

あと、最後サビもう一回やってほしかったよ、、焦らしプレイやったのかな、、?(笑)

 

そして熱い手拍子に招かれてメンバー登場、アンコールです。まず泰平くんが一人で出てきて、ありがとー!と。かいきくんは、ずっとかけてたサングラス外してた…美しいお顔。顔だけで言えば一番美形かもしれないね。そういえば余談ですが今回のライブで泰平くんかっこいいって初めて思った(顔の話)

 

ヨンス「あと3曲ほどお付き合いください。」

私「えっ3もやってくれるの!??やばい」

ヨンス「最近色々思うところがあって変化したところもあるけど(髪色やアカ消去?)、これからも今まで通りやってくんでよろしくお願いします。俺は自分一人の自由だけじゃなくて自分とみんなの自由を大事にしたいと思うんで。そういうわけで、身の回りの人を大事にしたくて。家族にあててかいた曲があるので聞いてください、フルーツ」

(言い回し等、曖昧ですが)

 

encore1. FRUITS (新曲)

なんかー!曲調は私の中で新しかった!はじめは割と???って感じやったけど、フレーズが頭に残るにつれ、お?これ気持ちいいぞ?と気づいていったかんじ。笑

何回も聴くうちにもっと病み付きになると思う。だから音源欲しいな。

 

encore2. Alright

アレンジがすごすぎて音源と全く違ってた。新しすぎる!😡そして気持ちよすぎる!!😡😡「ファーストアルバムの曲だけどそのまま演奏せずに今の俺らならこうするなー!」ってメンバーが話しかけてくるみたいで。伝わってきたよ。その遊び心が好き。大好き。

そのくせ正直はっきり覚えていなくて…これも音源欲しいんです…それか映像化してください…ほんとにお願いします。もはや違う曲やもん!勿体なさすぎるって!

 

encore3. OVERSTAND

この曲はもー、泣きそうでした。今回のライブで聴けるのはこれがラストって分かっていたし。"雨上がりのブルース"思い出したり。歌詞が真っ直ぐ入ってきたり。初めてCDで聞いた時はふ〜ん、こんなのもできるんやな〜みたいにしか思ってなかったのに!どんどん思い入れが強くなっていって時間とともに愛が増してる曲。

「この曲はグアム帰りにその勢いのままにセッションしてたら生まれちゃったんだよね☆録音しとかないと次の日には忘れちゃうww」的なことを軽々と360°インタビューで言ってたけども、そんな風に曲、しかも大企業の大型タイアップがつくような曲が出来ちゃうバンドっていま日本にいくつあるんですかね?

Suchmosっていうバンドの凄さ…って言うと薄っぺらくなっちゃうけど。貴重やと思うんですよ。奇跡やと思うんですよ。そういうのもライブで聴いてていっぺんに感じて。泣きそうでした。この6人が出会ってバンドを組んで、息の合うプロデューサーに出会えて、こうしてお金さえ出せば音源を手に入れられる環境になって、さらに運もあれば生演奏してる場所に行けて一緒に音楽楽しめて…というのが、ありきたりな言葉やけど私は本当にありがたく思うし嬉しい。

 

私にはまだまだ知らない世界があるけれど、それでも彼らが一番のバンドだと思える。むしろ彼らのおかげでもっと知りたいと思える。からそれもありがとうだし。これからさらに期待してる。もっと人気が出て、彼らにお金が入ればもっと楽器や機材がグレードアップして、さらに凄いステージ見せてくれるんだろなと思うから、人気出て欲しい。世界中の人が聞いたことあるようなバンドになれると思うんだ。ハコがいいとかハコが似合うとか、メンバーと距離が近いほうがいいとかにわかが〜とか、そんなんよりも、Suchmosはもっとデカくなれる!みたいなワクワクのほうがよっぽど大きい。彼らの行く末がみたいー!!


あとビジュアルで言うと、たいきくんはもっとぽっちゃりしてた頃が好きやし、ヨンスは黒髪の方が好きやし、オーケーはパーマあてずにニット帽ばかりかぶってた頃の方が好きです。でもそんな細かいことよりも、音楽が圧倒的に好きなので。かんけいない。
「更新し続けてる」という事実と、その今の彼らが一番カッコいいです。

 

そんな感じで愛してます。

 

ありがとう。激アツな夜でしたー。またさらに激アツな夜を目撃できますように😊

 

P.S.

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ハコでたらすぐ海でした。いい場所〜。そしてライブ後の冷えたコカコーラが何より美味しい。今回は朝ごはん以来なにもおなかに入れてなくて、空きっ腹にシュワシュワ注いだんですが。いい感じにパンチきました。